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「機械は壊れたら終わりだよ」

石川直樹さんは文筆家としても高い評価を得ています。「最後の冒険家」(集英社)で開高健ノンフィクション賞を受けたのも、その証左の一つでしょう。
今回の個展でも各シリーズに石川さんの文章が添えられています。
標題の「機械は壊れたら終わりだよ」はグリーンランドで犬橇を操る男の言葉です。石川さんはこう反応します。
「犬橇はノスタルジアに彩られた過去の残滓ではなく、現在にいたるまで優れて同時代的な移動手段なのだ。カメラは凍って動かなくなることが何度もあったが、犬たちは白い息を吐きながらいつまでも走り続けてくれた」(「POLAR」より)